秋休みです。(勝手にそうしています。)

ただただ休む。というわけではなく、zendon2012 に参加してみたり、phpmatsuri2012 に参加してみたりとワリとちゃんと活動してます。
今日は、phpmatsuri2012 の疲れを回復させるべく、福岡 (太宰府) をブラブラしました。

さて、昨日まで福岡にて、ものすごいエネルギー交換が行われていた「phpmatsuri2012」のフィードバックを
するところでしたが、イベント中 郡山△ に、
ニコニコされながら “zendconのフィードバック書いてくださいよーーーーーー” と言われてしまったので、
phpmatsuri2012 フィードバックの前に先月末に行われた zendcon のまとめを書きますよ!
需要があるかはわかりませんが。

初一人海外

今のところ弊社エンジニアは会社のお金をつかって海外のカンファレンスに行けます。 #ステマ
参加費的にも距離的にもたいへん厳しいので、お金のないワカモノには嬉しい制度であります。
せっかくなので、2012年11月22日 〜 25日に、サンタクララコンベンションセンターで開催されていた zendcon2012 に行って来ました。
社内SNSで、「おまえら行こうぜー」的なことをやったのですが、結局居なかったので、一人で行って来ました!!
結果的に現地では誰も頼れないので、非常に良い訓練になりました。心寂しいこともありましたが、結果オーライです。

行き方メモ (今後サンタクララコンベンションセンターに勢いで行く人のためのTips として残しておく)
成田空港に行く -> ロサンゼルス空港で乗り換え
アメリカ入国では、乗り換えであってもスルーバーゲージ (目的地まで荷物自動転送) ではなく、最初に着いた場所で一旦、入国審査->ピックアップ->荷物再チェックインをする必要がありました。にこやかに無愛想で怖い入国審査官に Good morning!! と挨拶をして、目的と滞在日数を告げ、入国します。さらに、乗り換えてサンノゼ空港まで行きます。サンノゼ空港 (正式名称=ノーマン・Y・ミネタ・サンノゼ国際空港)は綺麗で良さげな空港の印象でした。2013年からは成田空港からの直行便が就航するとのことで 今後はもっと行きやすくなるのではないでしょうか。

VATの10番のシャトルバスに乗る (無料) -> VAT の Light Rail(路面電車)に乗って、Great America駅で下車。どう見ても、コンベンションセンター感が漂う建物が目の前に現れます。
なお、VATの Light Rail は、$2 で、クレジットカードでチケットを買えます。(1day pass=$6 を買うと、バスも乗れるので便利) 改札とかはないので、そのまま乗り込みます。下車の前に運転手にボタン (TAPE) で知らせます。

セッションハイライト

こんなセッションを聞いて来ましたという幾つかのピックアップ (ビデオはないのですが、セッションのスライドがほとんど存在します。)

・Design Patterns Bootcamp – デザインパターンブートキャンプ (1日目チュートリアル)
https://joind.in/talk/view/6857

デザインパターン (デザインの文法) について、Matthew Weier O`Phinney, Enrico Zimuel, Ralph Schindler の3人が教授するというものでありました。実際の実装例を PHP で示してくれたのと、デザインパターンによってZF2で解決した問題についてを聞くことができました。ZF2 でも DDD は鍵になっているようでした。特に、今回の zendcon では DDD の話題が多かったような気もします

・The PHP 5.4 Features You Will Actually Use – PHP5.4 でおまえらが実際に使うであろう機能について
https://joind.in/talk/view/7019

Lorna さんがお送りする、PHP5.4に関するセッション。個人的に、PHP5.4にしたい理由としては

  • PHP5.3 より高速
  • array の新しい書き方サポート
  • JsonSerializable

ってところでしょうか。

・Zend Framework 2 and Symfony2: The Perfect Team - Zend Framework2 と Symfony2: 最高のチーム
https://joind.in/talk/view/7035

Zendの中の人である Enricoさんと、Symfonyコミュニティの中の人である Stefanさんがお送りする内容。「もしかして: 宗教戦争」 と思いきや、PHPフレームワーク会の「国際連合」と表現されていた PHP-fig の登場と、それにより作られたコーディングルール PSR-*。PHPのライブラリの再利用をより機能的に行うことができるエコシステム Composer, Packagist の登場などなどといった、紹介から始まりました。
結果として、ZF2 と Symfony2 は互いの良い部分を互換に使うことができるんだ。という話。
スライドでは、 Symfony2 Framwork 上で ZF2 Library を使う方法、ZF2 上で Symfony2 Component を使う方法が紹介されています。
これを聞いてて思ったこととしては、PHPフレームワークの今後としてはそういったエコシステムの上で、それぞれのドメインにあわせて Library (Component) を組み合わせて使っていくような、雰囲気がどんどん強くなっていくのかなと感じたのであった。

・Behavioural Driven Development with Behat and Zend Framework 2 – Behat と ZF2 で BDD
https://joind.in/talk/view/7391

Behat により BDD (Story BDD) を ZF2 上でやるよ!というお話。
ZF2 上で使う話がメインかとおもいきや、BDDを掘り下げて話していただいたので、非常に勉強になった。
自分の中でBDDの認識を改めさせてくれた。自動化!自動化! と思っていたが、機能の価値・誰の為か・機能の詳細 というものを
しっかり書いていくことの必要性があったなーと自分の過去を反省。
スライドも非常にユーモアがあって、これだけでも非常にわかりやすいのでオススメです。

StoryBDD・SpecBDDの違いについては、 http://www.phpspec.net/ も見てみてください。
// あとで翻訳したいな。この StoryBDD と SpecBDD という言い方自体も Behat|PHPSpec 発のように見える -> 嘘だったらすいません
// 情報ください

まだまだピックアップしたいセッションはあったのですが、疲れたのでここまで。

まとめ

Zend のイベントなので、Zend Framework 使い多かった。次点、Symfony 使いといったところか。
(僕の出たセッションがそういう層ばかりなのかもしれないですが。)
あと、Zendcon で出た昼ごはんうまかったです!!
Zendserver の簡単なチュートリアルをするだけで緑色のphpゾウ (elePHPant) も入手しました。
可愛いですね。PHPのイベントには連れていきますので、お声がけください。

反省としては、もっと自分から話しかけてればよかったなーと。うん。ワリと内容は楽しく聞くことはできたのだけど
日本のセッションイベントにないインタラクティブさにもっと混ざりたいと思ったのである。
あと、会社指定の旅行代理店が用意してくれたホテル (zendconが推奨していたホテルではない)
に泊まったのだが、やはりこういうイベントは(多少高くとも)会場の目の前とか、会場とかのホテルを利用することが重要であると感じた。
なぜかというと、ハッカソンとか夜な夜な開催されているパーティーとかに著しく参加しにくいからである。ハッカソン大事やで。

(写真がないのはすいません。今福岡にいるのですが、デジカメをつなぐケーブルを家に忘れてしまいました。
11inch Mac Book Air はこういう時、SDカードを入れる場所がないので困りますね。
東京に戻ったら、いくつか写真追加します。)

Posted in PHP.

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