6日目 古河駅から藤岡駅 〜三県境を見に行く
季節はとんで10月2日。8月は熱くてやられており、9月は出雲大社へ参拝に行き時間がとれなかったため、気づいたら10月になってしまった。
天気は晴れ。気温は8月、9月ほどではないが30度近くあった。
この日は向かいたい場所があった。その名も「三県境」
普通、県境と言うと、山だったり川の上だったり、人間が行くには辛い場所が多い。
しかし、そこは平地にあり「群馬県」「埼玉県」「栃木県」が一気に味わえちゃう、素晴らしい場所だ。
(古河は「茨城県」なので、この日は4つの県をまたぐことになる)
開始時間は10時くらい。ここから、古い街を抜けて、渡良瀬遊水地へ向かう。
途中、篆刻美術館というのがあったので、入場料200円を払い入ってしまった。
建物自体も文化財だが、中には素敵な庭と、篆刻の数々。。。
漢文などが掘られた篆刻が沢山飾られていた!が、自分には残念ながら見る目はなかった。
こういったのを嗜む文化もあるということを理解した。
そして、前回とは別の橋を使い、利根川を越え再び埼玉県へ入る。ただいま。
さらに歩いて、古河から2時間ほどで (篆刻博物館に入ってしまったので、ストレートに行けば 1時間と30分くらいでつくと思う。)
3県境に到着。
ご親切にも、看板が立ってるので、3つの県を高速で行ったり来たりしよう。
旅の記録をのこそう!というノートも置いたあるので、記録しておいた。
これで、栃木県入りだ。前回の仙台までの旅ではさんざん自分を苦しめてきた
栃木県だが、こんかいは栃木県で終わるということで、気楽さはある。
その近くには、「道の駅きたかわべ」もあるので、観光にも便利な「3県境」なかなかオススメである。
この付近の名物だと思われる、「大根そば」をいただく。大根を薄く麺状に切ったそばが出て来る。
味は普通。(写真は撮り忘れた。)
ここには、観光センターや河川かなにかの管理事務所もあり、なぜ3県境が平地に中途半端な場所にあるのか
という疑問の回答を示してくれる。
元々、3県境地点は川だったらしい。それが、川の調整事業などによって平地になった結果
県境が平地になってしまったとのことだ。とか書いてあったと思うけど、正しい答えは君の目で確かめよう!
そこからすぐの場所に、やたらでかい「渡良瀬遊水地」がある。ハート型也。
休日は、家族連れで賑わっている。自然保護区域なのか、トイレがバイオトイレだったりした。
事前調査では、ここの中を通り過ぎてその先にある東武の駅に向かう。という作戦を立てていたので
それに従うことにした。
そこに広がっていたのは、大自然だった。家族連れで賑わっていたのは、南側で北側のほうは人が全くいない
状態だった。街ではなく、自然公園の中なので自動販売機やコンビニがない状態が10km続いた。
結論としては、渡良瀬遊水地を徒歩で通過するのは、よっぽどの覚悟がいる。
あと毛虫だらけだった。
遊水地に入ってから2時間ほどかけてようやくコンビニや駅が見つかった。東武日光線藤岡駅に到着。
寄り道などもしたため、5時間ほどかけているのにもかかわらず、22.02km, 26,676歩しか進んでいない。
その割には、この旅1番の疲労度で、遊水地を甘く見ていたとしか言いようがない。
平井から116.63km (140,407歩)
続きがやっぱり長くなったので続く。